映画感想:トレマーズ4

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宣言通り、録画してあったトレマーズ4を見ました。
やっぱりトレマーズは面白い。

トレマーズ4は、どうやら第1作目の前日譚のようです。(私はまだ1,2作目を見ていません)
前作と打って変わり、西部開拓時代のリジェクションという町です。
リジェクションは銀鉱山の町ですが、小さなグラボイズの襲撃を受けて採掘が中断してしまいます。
小さくたって、グラボイズはグラボイズ。炭鉱夫は次々と殺されてしまいます。 なお今作は、登場人物のグラボイズに関する知識がゼロの状態から始まります。「グラボイズ」という名称も登場しません。
そんなせいか、序盤は比較的退屈なシーンが続きます。

序盤の見どころは、バートの祖先らしきガンマー。
ガンマーは銀鉱山の所有者である富豪であり、上記のトラブル報告を受けて、尊大な態度でリジェクションに来訪します。
ところが、ガンマーは銃もまともに持てなければ馬にも一人で乗れないような人なので、ワイルドな西部のリジェクション住民とは大きなギャップがあり、呆れられてしまいます。バートの祖先らしき人なのに……。

その後、グラボイズの問題は一向に解決に進みません。
中盤、ガンマーは求人でガンマンを雇い、生き残った炭鉱夫と3人でグラボイズ退治に出ます。
ところが、グラボイズは当初よりはるかに巨大化しており、手も足も出ません!
夜の小屋でグラボイズの襲撃を受けるシーンは非常に緊迫感があってよいです。

その後、ガンマーはグラボイズ退治を諦め、リジェクションを去ってしまいます……。


しかし、駅でたまたまリジェクションからの助けを求める電信を耳にしたことで気が変わり、大急ぎでリジェクションに助けに戻ります。
しかも驚くほど大量の銃火器を運んできます。リジェクションを助けるために、わずかな財産だった懐中時計を売り払って資金にしたのです。
別人のように勇ましくなったガンマー。ここから住民と一致団結し、グラボイズ殲滅作戦が始まります。
このくだりはとにかく熱い! その後、機転を利かせながらグラボイズを次々と倒していくシーンは、ハラハラしながらも非常にスカッとするところです。

振り返ってみると、ガンマーの成長物語のようでした。
中盤以降は激しいシーンや胸が熱くなる展開が続き、非常に楽しく見ることができました。


さて、次はトレマーズ ブラッドラインの地上波放送を録画する予定です。きっとまた、それも見るでしょう。。。