FortiGateのSSL-VPNポートを443以外に変更すべき理由

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FortiGateでSSL-VPNを運用されている方も少なくないと思います。
FortiGateでは、SSL-VPNのデフォルトのポートは443です。HTTPSの標準ポートですね。
しかし、これは絶対に変更すべきです。
FortiGate SSL-VPN ポート番号


FortiGateの仕様では、SSL-VPNゲートウェイのログイン入力フォームは、ルートディレクトリに配置されています。
これはすなわち、IPアドレスさえわかれば、容易にアクセス可能だということです。

ログイン画面に到達されると、そこからブルートフォースアタックを受ける可能性があります。
2段階認証などでセキュリティを高めることも重要ですが、そもそも攻撃を受けにくくすることも重要です。

例えば、次の2つを見比べて、どちらの方が攻撃されにくそうでしょうか。
https://203.0.113.1
https://203.0.113.1:9876

当然、後者の方ですね。
IPアドレスに加えて、ポート番号まで指定しなければアクセスできません。

実経験上、ポート番号を443から変更するだけで、ブルートフォースアタックの頻度が大幅に減りますよ。
FortiGateを運用される方は、ぜひ検討を。