Xymonの紫アラートを解消させる

見出し



Xymonサーバ上で、結果が紫(監視不可)になる場合があります。
原因は大きく2種類あると考えられます。それぞれの対処法を説明します。


1.クライアントのXymonサービスが停止している場合
【解決方法】クライアントのXymonサービスを起動させてあげれば解消します。
複数の監視項目が一斉に紫になった場合は、ほぼこれだと思います。


2.クライアントから送信されるデータのサイズが、上限を超えている場合
【解決方法】以下の設定ファイルの MAXMSG_CLIENT を512より上の数字(2048など)にします。
サーバ側:xymonserver.cfg
クライアント側:xymonclient.cfg
設定例:
MAXMSG_CLIENT=2048

ファイル内にMAXMSG_CLIENTが無い場合は、行を追加します。その後、Xymonサービスの再起動が必要かも?


このケースが疑われる場合は、Xymonクライアントのログを確認しましょう。
[xymonclient.log]
Got over-size message, truncating at 528383 bytes (max: 524288)
Dropping (more) garbled data
上のようなログが出ている場合は、メッセージのサイズがデフォルトの上限値である512kを超えています。
その結果、一部のデータが切り捨てられて監視不可になります。